「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」 プログラム
脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA のコンセプトは、「インタラクティブ(双方向コミュニケーション)」。専門家の話を聞くだけでなく、それを受けて参加者のみなさん一人ひとりがどう行動していけばいいのか考えるきっかけになるはずです。また、会議の模様はインターネットを通してみなさんの声とともに世界に発信します。さあ、あなたも世界会議へ。
知識として脱原発を訴えるのは学者や研究者ですが、感情を揺さぶり心を動かし、人と人のつながりを深めるのがアーティストです。数多くのアーティストが脱原発の思いを音楽に、歌に込めて戦っています。今こそアーティストと共に、脱原発へ大きく一歩踏み出しましょう!
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開会・閉会イベント&セッション
1月14日(土) | ||
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12:30 |
開場
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13:00 |
開会イベント:ふくしまから世界へ
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15:00 |
東京電力・福島原発で起こった事故はどのようなものだったのでしょうか。また、事故の真の原因は何だったのでしょう。そしてこの事故が日本・世界の原子力をめぐる議論に与える意味は・・・。国内外の専門家が技術的・科学的側面から改めて問題を掘り起こし、これらの問いを明らかにします。
原子力資料情報室
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「ヒバクシャ」を抱えるのは日本だけではありません。チェルノブイリ、太平洋核実験、ウラン採掘現場・・・。「核時代」とも呼ばれた東西冷戦下、核の連鎖によるあらゆる段階でヒバクシャが生み出されてきました。これまで人類の経験した放射能の被害とはどのようなものだったのでしょう。いま、改めてみつめなおします。
企画報告書はこちら(307KB)
ピースボート
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17:15 |
脱原発後の世界、それは持続可能な自然エネルギーによって成り立つ社会です。こうした社会はこれまでの中央集権型のエネルギー政策を転換させ、地域が積極的に自然エネルギーを生み出し、普及させることではじめて可能となります。100%自然エネルギーに向けて実践を進めてきた北米、欧州、そして日本の事例から、その実現方法を探ります。
環境エネルギー政策研究所
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福島原発事故を受け、日本政府は年20ミリシーベルトを基準として避難区域を設定しました。しかし、放射能汚染の状況はその外でも深刻です。事故から1年近くが経過した今も、住民は不安と苦悩の中での生活を強いられています。放射能汚染が広がる福島の深刻な状況を踏まえ、解決のための一つの方策として、「避難の権利」確立に向けた議論を行います。
国際環境NGO FoE Japan
/国際環境NGO グリーンピース・ジャパン |
19:30 |
トークライブ
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1月15日(日) | ||
9:30 |
開場
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10:00 |
日本の原子力の問題点はどこにあるのでしょうか。エネルギー政策、経済、倫理、雇用・・・。国内だけでなく海外の視点でこれらを読み解いたとき、日本の原子力がなぜ問題なのかが明らかとなるはずです。日本が原子力を進められない理由を浮き彫りにし、改革のための具体的な道筋を示します。
原子力資料情報室/グリーン・アクション
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放射能から子どもたちを守ろうと賢明な努力を続ける全国のお父さん、お母さんたち。 我が子を守ろうという力が多くのつながりを生み、自治体や国を動かしてきました。実際に親たちが社会を変えてきた世界の例を見ながら、子どもたち、そしてその先の世代を守るために、いま子育て世代ができることは何なのかを考えます。
ピースボート
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12:15 |
福島の事故を受けて脱原発を決定したドイツも、かつては原発推進国でした。ドイツの例から学び、日本においても原発からの安全な撤退が可能な理由を明らかにします。雇用はどうなるの?電気は足りるの?そもそも、どうやって止めるの?国内外の視点からそんな疑問に答えます。
原子力資料情報室/グリーン・アクション
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原子力開発と核兵器開発は切っても切れない関係にあります。日本はアジアや中東諸国に原発輸出を進めようとしていますが、それは核兵器の拡散にもつながる問題です。南アジア、中東、アフリカなど世界各地からの報告を受け、核の連鎖を断ち切る道筋を考えます。
ピースボート
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14:30 |
太陽光、風力、地熱・・・日本には多くの自然エネルギー源があります。自然エネルギー事業を拡大させ、それらを主軸とした社会をつくるためには何が必要なのでしょうか。国が行うべきエネルギー政策の転換から地域レベルのエネルギー自給プロジェクトまで、具体例を交えながら道筋を明らかにします。
環境エネルギー政策研究所/ピースボート
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原発の活用を積極的に進めてきた東アジア各国。中国では、増加の著しい電力需要を賄うために積極的に原発建設を推し進めています。一方で日本や韓国は、国内での新規建設が行き詰まりをみせたことから、海外への原発輸出に乗り出しています。福島原発事故を目の当たりにした東アジアに暮らす市民が、「原発のない東アジア」というビジョンを共有し、その道筋を探ります。
東アジア環境情報発伝所/エネルギー正義行動
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16:45 |
地域経済や環境、住民の健康や生活に大きな影響を及ぼす原子力の問題。国政や企業のみの議論から抜け出し、これからは地方自治体が主体となってその解決策を探る時代となります。また、福島の被災者や全国に暮らす避難者のために各自治体は何ができるのでしょうか。思いを共有する国内外の首長たちが集結し、地域から持続的な社会をつくる具体的方法を語ります。
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今から20年後、どんな社会に暮らしていたいですか。人口増加・異常気象・水不足・石油高騰…。変わり続ける世界の中で、守りたいものは何ですか。「脱原発は可能だ」ということを確認するだけでなく、参加する1人ひとりがその先にある未来を描き、具体的に動き出すためのセッションです。
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18:00 |
閉会イベント:さあ、始めよう
ショートフィルム「blind」
監督:ショウダユキヒロ(c)K.I.R 2011 脱原発世界宣言、原発のない世界をつくる行動の森
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終了後 |
記者会見
脱原発世界会議テレビ 映像アーカイブはこちら
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- S.T.K
- Ave
- TLC(東京女声合唱団)
- 湯川れい子
- SandiiBunbun
- 佐藤 タイジ
- 制服向上委員会
- 藤波心
- 任キョンア
- 雅-MIYAVI-
- SUGIZO
- 《14日》
- 《15日》
原発や核問題をめぐる映画を上映します。原発や核がもたらすものは何かを改めて考えるとともに、未来に希望が持てる取り組みをご紹介します。
- 東京平和映画祭presents「脱原発映画祭」(14日)
- 鎌仲ひとみ監督作品「Ashes to Honey ミツバチの羽音と地球の回転(英語版)」(14日)
- ユナイテッドピープルの「第4の革命-エネルギー・デモクラシー」ダイジェスト版の特別上映(対談:カール -A・フェヒナー監督、伊藤千尋)(15日)
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「ナージャの村」チェルノブイリ原発事故で被災した村に生き続ける人々の暮らしが、豊かさとは何かということを私たちに教えてくれる。本橋成一が写真家ならではの美しい映像で綴る「いのちの大地の物語」。企画・監督:本橋成一
「祝の島」山口県上関町祝島。何代にもわたり互いに助け合う共同体であったこの島の対岸4kmに原子力発電所の建設計画が持ち上がる。1000年先の未来が今の暮らしの続きにあると思うとき、私たちは何を選ぶのか。監督:纐纈(はなぶさ)あや -
JIM-NETでは、イラクで放射能の影響と思われる子ども達のサポートをしてきた経験を生かし、震災後に福島プロジェクトを立ち上げ、FUKUSHIMA VOICEや除染や移動保育、サマーキャンプなど震災後に活動を始めた現地の方々を通じ支援をはじめています。FUKUSHIMA VOICEでは「安全安心アクション」の原発事故に苦しむ女性たちの生の声を紹介しています。
企画報告書はこちら(127KB)
これが世界の現実。これが世界への希望。核の最前線を駆け抜けてきた写真家から活動家、更には若手アーティストから母親たちまで。彼ら彼女らが一瞬一瞬を切り撮り、そして作り上げてきた作品。その全てが渾身の一作です。写真やアートがあなたの視覚に、そしてあなたの心に訴えかけます。ぜひご覧下さい。
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- 豊崎博光「原爆から原発へ」
- 豊田直巳「イラクから福島へ」 チェロ生演奏:任キョンア
- 本橋成一「ナージャの村-チェルノブイリ」
- 島田興生「ビキニ核実験-被ばくの原点を語る」
- 野田雅也「福島第一原発事故と中国の核実験」
- 新藤健一「ハワイを襲った津波-アイゼンハワーのAtoms for Peace」
- 森住卓「草原の民・核の爪痕」
- キュレーション:新藤健一
- 編集制作:新藤健一、野田雅也、片岡和志
- 協力:豊崎博光、小松健一、反核写真運動、本橋成一、ポレポレタイムス社
- 広河隆一写真展「チェルノブイリ25年フクシマ元年」
- 原爆の図三部作(原寸大複製画)展示(原爆の図丸木美術館)
- 世界ヒバクシャ展(特定非営利活動法人世界ヒバクシャ展)
- 再処理とめたい!-島田恵「六ヶ所写真展」と首都圏市民の取り組み(再処理とめたい!首都圏市民のつどい)
- 脱原発ポスター展 in 世界会議(脱原発ポスター展in世界会議 実行委員会)
- 原発と核兵器―ヒバクから考える核エネルギー依存社会(NPO法人ピースデポ)
- 「ナージャの村」写真展(ポレポレタイムス社)
- 「反核・写真運動」-広島、長崎の記録-写真パネル展
企画報告書はこちら(559KB)
未来をつくる子どもの声を集めます!小学生、中学生、高校生それぞれで原発・放射能・エネルギーに関して「大人に何をしてほしいか?」「自分たちは何ができるのか?」を話し合い、会議へ子ども・若者の声として届けます。専門知識はいりません♪いつも感じていることをどんどん発言してください!小さい子向けにぬり絵やダンス、公園コーナーで遊びながら原発・放射能・エネルギーについて学ぶ企画もあります。お母さんお父さんの参加、お子さんだけの参加ともに大歓迎!!
企画報告書はこちら(346KB)
脱原発世界会議テレビ14日 12:30開始 |15日 9:30開始
脱原発世界会議のメインフロアに設置された特別スタジオからお伝えする「脱原発世界会議テレビ」!! 100以上にものぼる企画の全容を紹介しながら、まる2日間、ゲストトークを展開します。
[司会] 白石草(OurPlanetTV) / 松元千枝(ジャーナリスト) [リポーター] 小野寺愛(ピースボート) / 松村真澄(ピースボート)
[ゲスト] 肥田舜太郎さん(医師) / 金平茂紀さん(TBSニュースキャスター) / 野中ともよさん(ガイアイニシアティブ / 西片嘉代子さん(キッズボイス) ほか多数
[司会] 白石草(OurPlanetTV) / 松元千枝(ジャーナリスト) [リポーター] 小野寺愛(ピースボート) / 松村真澄(ピースボート)
[ゲスト] 肥田舜太郎さん(医師) / 金平茂紀さん(TBSニュースキャスター) / 野中ともよさん(ガイアイニシアティブ / 西片嘉代子さん(キッズボイス) ほか多数
脱原発世界会議テレビ by 脱原発世界会議 OurPlanet-TV is licensed under a Creative Commons 表示 - 非営利 - 改変禁止 3.0 非移植 License.
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