脱原発世界会議2
会議プログラム
2012年12月15日(土) | ||
---|---|---|
日時 | 東商ホール(定員500名) | イイノカンファレンスセンター(定員200名) |
10:00 | 12:00 |
テーマB(チェルノブイリから学ぶ)①
低線量被ばくとIAEA・WHO
チェルノブイリ事故による低線量被ばくの健康影響について、国際原子力機関(IAEA)や世界保健機関(WHO)と、チェルノブイリ被災地の医師や研究者の間で評価が大きく分かれているのはなぜでしょうか?チェルノブイリ事故の影響について長年研究に携わってこられたゲストのお話を聴きながら考えます。
|
テーマA(原子力を規制する)①
どこか変だよ、今の原子力規制
福島原発事故という犠牲を払って、ようやく原子力規制が推進から分離・独立しました。原子力規制委員会が発足して3カ月。規制委員会は市民が満足する活動を行っているのか? 日本の現状と各国の規制とを比較しながら考えます。
|
13:00 | 15:00 |
テーマC(脱原発社会のつくり方)①
「原発ゼロ」へ政府と政治がやるべきこと
政府が出した「原発ゼロ」方針をなし崩しにさせてはいけません。ドイツが今行っていることに学びながら、脱原発法の制定、原発立地の地域対策と雇用対策、電力コスト分析等々、政府と政治がやるべきことと、そのために私たちにできることを考えます。
|
テーマA(原子力を規制する)②
原子力規制への市民の提言
原子力の安全を確保するには何が求められるのか? 新しい安全基準作りを進めている規制委員会に対して、A①セッションの議論を深めながら、組織のあり方、基準の内容などさまざまな視点で、市民側からの提言をまとめます。
|
16:00 | 18:00 |
テーマB(チェルノブイリから学ぶ)②
放射線防護のための被災者支援のあり方とは
チェルノブイリ事故後現地では何が起こり、現在に至るまでの現地の人々の健康被害はどのようなものなのでしょうか?日本版チェルノブイリ法と言われる「子ども・被災者支援法」の基本方針がいま策定されようとしています。チェルノブイリの経験から学び取り、今後必要とされる支援のあり方について考えます。
|
テーマC(脱原発社会のつくり方)②
日常のモヤモヤから政治へ-手をつなぐ女たち
原発をなくすには女性の力が必要だ。世論調査では常に男性より多くの女性が原発ゼロを望んでいる。けれど議会や選挙に期待できないとか、デモは政治と思われてないとか。そんなモヤモヤが政治につながることを語りあいます。
※「福島・水俣・レスキュアーズ」上映(小渕真理さん[福島アウシュヴィッツ平和博物館]他取材協力)
|
2012年12月16日(日) | ||
日時 | 東商ホール(定員500名) | |
10:00 | 12:00 |
テーマC(脱原発社会のつくり方)③
原発を止めた人たち
これまで市民の活動が、数々の原発を止めてきました。これから原発ゼロを実現していくのも、市民活動の力です。原発建設を止めた日本の運動、イタリアやリトアニアの国民投票、韓国や台湾の運動、そして原発輸出を止める活動を実践している人たちと出会い、学びましょう。
|
- |
13:00 | 15:00 |
テーマC(脱原発社会のつくり方)④
自然エネルギーと分散型社会への道筋はこれだ
コミュニティーの力を生かして、再生可能エネルギーを発展させ、地域に雇用も生み出す「分散型社会」。それを実現するための具体的な道筋を数々の実践例から学びます。消費者、主婦、学生、学者、熟練工、行政職員、企業、労働組合、議員、活動家、弁護士、さまざまな役割が必要とされています。
|
- |
16:00 | 18:00 |
まとめの会
できる!つくろう 原発のない社会
2日間の世界会議のまとめの会です。各セッションの成果を聞き、次の行動を考えます。福島からは「原子力安全閣僚会議」で何が起きているかの報告を受けます。女性と男性、若者と年配、専門家と素人、地域や国境など、あらゆる境をこえて、皆が手をつなぎ、原発のない社会をつくるために一歩踏み出しましょう。
ビデオメッセージ: ジョディ・ウィリアムズ(ノーベル女性イニシアティブ) ●ユース企画「We are the change 未来は一人ひとりから」 ●各セッションからの報告 ●福島から ●次の行動へ-世界への呼びかけ
|
- |
※当初参加を予定されていたアンゲリーナ・ニャーグさんは、ご本人の急なやむを得ない事情により、来日できなくなりました。